牛込たかむら歯科医院

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東京都新宿区若松町6-12 1F
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牛込たかむら歯科医院

一般歯科・妊婦の方の治療

虫歯

虫歯の原因

虫歯

歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。これが虫歯の原因です。それによって排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作ります。

歯みがきをしていなかったり、甘いものをたくさん食べているのに虫歯がない人は、もともと持っている細菌の量が少なかったり、溶け出したカルシウムやリンなどの成分を元に戻してくれる働きを持つ「だ液」の力が強い人です。

虫歯は、以下の3つの要素が原因であると言われています。
1.歯質
歯質は一人一人異なり、虫歯になりやすいかどうかを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、だ液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。
2.細菌
キシリトールやフッ化物には、虫歯の原因となる細菌の活動を抑える働きがあります。これらを活用したり、歯科医院でのメンテナンスで歯垢(プラーク)を除去しましょう。
3.糖分
糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、虫歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送ることを心がけましょう。

虫歯はこうして進行します

初期の虫歯
C1初期の虫歯

歯の表面はエナメル質で覆われており、虫歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質が虫歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。虫歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

歯の内部まで進行した虫歯
C2歯の内部まで進行した虫歯

エナメル質の内側には象牙質がありますが、虫歯が象牙質まで進むと虫歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。

神経まで進行した虫歯
C3神経まで進行した虫歯

象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。虫歯がさらに進行して歯の神経まで虫歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、虫歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

歯の根(歯質)が失われた歯
C4歯の根(歯質)が失われた歯

虫歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根まで虫歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症を腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。

表面麻酔の使用

表面麻酔の使用

麻酔の注射が苦手な方に歯科用表面麻酔剤/ジンジカインを使用いたします。
表面麻酔を事前に施すことによって注射時の痛みを和らげることができますので、安心して治療を受けていただけます。

なるべく抜かない・削らない

なるべく抜かない・削らない

当院ではう蝕検知液/カリエスディテクターを導入しております。
これを使うこと虫歯の部分のみを赤く染めるので、削り残しや削りすぎを防ぐことができます。

妊婦の方の治療

妊婦の方の治療

原則的に妊娠中に一般的な歯科治療を行なってはいけないという時期はありません。治療は妊娠中期(5ヶ月~8ヶ月)であればほとんどの方が問題なくできます。妊娠初期、妊娠後期は基本的に応急処置のみ行いましょう。

妊娠初期2~3ヶ月間は非常に流産しやすいので過度な緊張や、長時間にわたる治療はなるべくさける様にした方がいいです。
そういう場合はいったん応急処置にとどめておいて、後日妊娠4~7ヶ月の安定期に治療を行なう事をお勧めします。

麻酔に関して

一般的に歯科麻酔は局部麻酔を行います。通常量の使用では母子ともに全く影響はありません。安心して麻酔をうけていただけます。

投薬に関して

原則として妊娠中の患者様には投薬はしません。また、授乳中のお母様への投薬も出来るだけ行いません。どうしても必要な場合は、出来るだけ大切なお子さんへの影響の少ないものを選択しますが、心配な場合はお断りいただいてもかまいません。

妊娠の可能性がある方・妊娠中の方は必ず事前に申し出てください。
歯科医師と事前に十分にご相談いただき、納得した上で治療をお受けください。